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ワールドカップ初日

「ISPSハンダワールドカップ」は豪州のメルボルンGCで21日に開幕。2011年までは、ダブルス形式のチーム戦で競われた伝統の国別対抗戦。今年は、2016年のリオ五輪で実に112年ぶりに、ゴルフが正式種目に復活することを見越して、各国から2人まで、計60選手を選出して4日間72ホールのストロークプレーで争う個人戦がメインとなる。

新ゲーム方式に挑む日本代表は、先週の三井住友VISA太平洋マスターズで1,2フィニッシュを飾った谷原秀人と石川遼。

個人戦が主といえど、2選手の合計ストローク数で争われるチーム戦もあって、これ以上ない彼の地に飛び込んだ2人。初日は石川遼が5バーディ、5ボギーのイーブンパーは、首位と5打差の13位タイとまずまずのスタート。谷原は4バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「72」で回って1オーバーは21位タイに続いた。

チーム戦では8位タイ発進。上々の滑り出しだ。
谷原は「グリーンのスピードがかなり出ていて全然ボールが止まらない」と、苦戦しながらも「1オーバーで耐えられたのは良かった」と、まずは胸をなで下ろした。
石川も「タフな中でも出遅れることなくスタートできた。それが大事だった」とうなずいた。「明日からも拾って、拾っての戦いになる。谷さんのアプローチとパターがあれば、このコースでも絶対に2人でやれると思う」と、絶対の信頼感で頂点を目指していく。

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