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黄仁春(ファン インチュン)が通算20アンダーで首位を譲らず
前日首位に立った黄仁春(韓国)が、この日も6バーディ、2ボギーの4アンダー68で回り、通算20アンダーで首位をキープした。「前半は風が吹いて難しかった」と2バーディ、2ボギーのイーブン。後半に入って風が収まり、13,14,16,18番でバーディを奪い、スコアを伸ばした。2位の權成烈に1打差をつけたまま、いよいよ最終ラウンドを迎える。
「1位とかは考えていない。通過することだけを考えて、気持ちを楽にしていきたい」と
40歳のベテランらしいコメント。これまで2011年に一度ファイナルQTを受け、日本ツアーに参戦したが「風の強い試合でスイングを崩してしまい、一度韓国に戻った」。そこからスイングを立て直すのに時間がかかり、ようやく復調してきて、今回再びファイナルQTに挑戦することになった。
奇しくも最終日の最終組は、5日目とまったく同じ顔ぶれで、韓国勢同士のペアリングとなった。メジャーチャンピオンのY・E・ヤンも2打差の3位につけており、最後までもつれそうだ。
尚、108ホールを終えて上位35人が来年のツアー前半戦の出場優先権(第1回リランキングまで)を獲得する。タイが出た場合は、プレーオフを行う。
ファイナルQTの成績、ペアリングは『QTホームページ』でご覧いただけます。
<2014年度ファイナルQT 日程と会場>
予選:12月4日(木)〜12月8日(月)*12/6(土)が中止のため、予備日を使用
会場:COCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコース クイーンコース・キングコース(三重)
決勝:12月9日(火)〜12月10日(水)
会場:COCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコース クイーンコース(三重)