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セブン・ドリーマーズ・チャレンジ in 米原GC 2016
年初に掲げた目標達成のため残りの試合で2勝を目指す!
“この1か月は兵庫県オープンなどをはじめ、県オープンにも積極的に参加していました。ゴルフの調子も悪くはなかったですし、それもオフの間に取り組んできたスイングへの意識が実を結んでいる証拠だと思っています”
小鯛が、今年のシーズンインに向けて取り組んできたのが基本練習の反復。球数を増やして打つことではなく、とにかく身体に負担のかからないスイング作りを目指し、その素振りを繰り返すことだという。
“開幕戦で優勝し、そのあとも好調なゴルフが続いていたので、この半年でも自分が取り組んできたことが間違っていなかったと思っています。それに、この半年でも成長できている自負もあるので、その流れをこの試合から続くシーズンでも繋げていきたいと思っています”
小鯛はこれまで、気持ちが入ってしまうとボールへの意識が強まり、打ちに行ってしまう癖があったという。しかし、身体への負担を減らし、素振りを反復するということを続けるうちに、プレッシャーがかかる場面でも素振りの感覚で振れるようになっているという。その結果が、これまでの癖を解消し、身体にも負担がかからないスイングを確立してきている。
“今シーズンが始まる前に掲げていた目標は年間3勝。まだ1勝しかできてはいませんし、狙って勝てるものではないとも思っています。ですが、チャレンジツアーが空いたこの1カ月間でも自分が成長していることを実感しているので、シーズン初めに掲げた目標に向けて、残りの試合で2勝を目指します”
基本練習が身に付けた小鯛にとっての大きな自信。チャレンジ賞金ランクトップとしての勢いは、明日から始まる秋のシーズンでも間違いなく発揮されていくに違いない。