現在、チャレンジ賞金ランキングでトップを走る小鯛竜也は、最終日に66ストロークをマークし、トータル11アンダーの２位タイでフィニッシュ。今週も好調を持続して大会を終えたといえるだろう。

「ショットの調子は、ツアー選手権から良くなくて、特にティショットが荒れ出してしまった」と、不安を抱えて今週を迎えた。
　だが、クラブ契約するミズノから新しいドライバーが届き、今週から実戦投入。
「これまでのティショットのバラツキが嘘のように安定し、ティショットの不安はなくなってきました」と語るように、今日はティショットを起点にバーディを重ねていくことができた。

だが、試合運びについては思い通りにはいかなかったようで「この大会は伸ばしあいになることはわかっていたけれど、優勝に1打足りなかったのは、まだまだ自分に足りないところがあるということ。それでも今回の大会は数多くのチャンスを作り出していくことはできたし、先週までショットが不調だったことを考えたら、いい兆しも見えているので、これからの試合も楽しみです」

最後に次戦へ向けての目標に話を振ってみると…
「今シーズンの目標はチャレンジツアーで3勝を挙げること。まだ1勝しかできていませんが、来週も再来週も1試合1試合、優勝を目指して頑張ります」

　高い目標を自ら掲げ、ショットの調子も上向いてきた小鯛竜也。開幕戦以来の美酒を味わう時もそう遠くはないかもしれない。

• 小鯛 竜也