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太平洋クラブチャレンジトーナメント 2015

河瀬賢史が自身初の1ラウンド2イーグルを達成!

トップタイに立った河瀬賢史
チャレンジトーナメント第16戦『太平洋クラブチャレンジトーナメント』大会初日を終え、藤田寛之の弟子、河瀬賢史が66ストローク5アンダーをマークした。

この日2イーグル、5バーディー、4ボギーと出入りの激しいゴルフにも、ホールを重ねる度にショットの精度が増していった。「ショットはひっちゃかめっちゃか」というように、10番ホールからスタートした前半は7ホールを終えて3ボギーを叩いてしまった。迎えた8ホール目の17番、果敢に2オンを狙ったボールはバンカーへ吸い込まれてしまう。
是が非でもバーディー圏内に寄せようと思った3打目は、見事そのままカップに吸い込まれた。
このイーグルが河瀬の快進撃の始まりだった。
前半を1オーバーで折り返し、後半は4〜7番ホールで4連続バーディーを奪った河瀬。
圧巻だったのはフィニッシングホールの9番。ピンまで171ヤード、軽いアゲインストの風が吹く中、風に逆らうことなくフェード目に放たれたボールはグリーンを捉えると同時にギャラリーから「入る!入る!入る!」と声が聞こえ、そのままカップに消えた。
自身初の1ラウンドで2イーグルを達成した瞬間だった。

「ないよ、こんな経験。3オーバーまで行ってから5アンダーまでいくなんて!」と笑顔で話した。

明日の最終日に向け「ショットが課題ですね、まだまだ全体的に悪い方なので、どうやってコントロールして打って行くかがポイント」と勝つ為に何が必要なのか冷静に見つめ直した。

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