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関西オープンゴルフ選手権競技 2014

平塚哲二は欲張りな首位タイ浮上

「パットなら、SK(左)のほうが入ってた」と、うらめしげな平塚(中)
この日奪ったバーディは6個。それでも「今日はまったくパットが入らなかった」と、言い張る。傾斜のきついグリーンは、加えてこの日も相変わらずシビアなピン位置に「真っ直ぐに打てるラインがない。下りにつけたら、ちょんと打つだけ。ラインなんか読み切れない」と確かに2番で4メートルを決めたほかは、ほとんど2メートルからOK距離のバーディばかり。

「もっと取りたい。もっと入れたい。・・・欲張りですね」。通算9アンダーで首位タイにのし上がっても飽き足らずに、思いは募る。
ここ六甲カントリー俱楽部はいくつか距離の長いパー4もあるが、「ほとんどがウェッジで狙うホールばかり。ショートゲームの見せ所。僕はそれで食ってる。得意なんでね」と、小技の名手の自負もちらり。

扁桃腺持ちは前夜も高熱を出して、「喉が痛い。エライ目にあった」といいながらも、「まあ、軽く一杯」。大好きな晩酌はやっぱりやめられない。
「まあ僕はそのくらいが、ちょうど力が抜けてエエんでしょ」と、破顔一笑。

今年、春の高校野球は母校の平安高校が“選抜初V”を飾って、OBとしても「にぎやかに盛りあがりました」という反面、「・・・寄付、なんぼ来るかな?」と、関西人らしい懸念も。
「毎年、お願いの手紙が来るんですけどね」。今年はお祝儀も含めて弾まなければならない?!
「その分も、稼がんといけませんね」と、それもひとつ発奮材料に「頑張ります」とガハハと笑った。

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