本間契約のプロは総勢12人。誰の心も気持ちはひとつ。まずは、感謝の気持ち。「トーナメントをやって頂けるだけでありがたい」と谷原秀人。そして、何よりこの大会で我こそが結果を残すこと。「優勝目指して頑張ります！」。

そのほか藤本佳則や、今年のツアー選手権を制した中国の梁津萬 (リャンウェンチョン)ら、顔ぶれもワールドワイド。その誰もが精鋭揃いで、悩ましいのが高山忠洋。
契約2年目の37歳は、はっきりとこう言い切った。
「今週は、“TEAM HONMA”がライバルです！」。

今年は出場14試合で予選落ちゼロ。ちなみに、昨年は1度だけ。「安定感がある、と言われても、嬉しくない」。まして、契約プロ3年目の孔明は、昨年の賞金王だし岩田寛は目下、賞金ランク２位につける。

「みんな凄い選手ばっかりで、活躍しすぎるから予選通過でちょろちょろしてても俺なんか、全然目立たない」。やっぱりプロは結果が命。
「それも、恩返しをするならやっぱり優勝！　勝たないと、会社の宣伝にもならないから」。先週は9位。先々週は5位タイと確かな手応えで、今大会に乗り込んで来られたことを励みに高山が、4年ぶりのツアー通算6勝目のホストＶを狙っている。

• 谷原 秀人
• 藤本 佳則