記事
S・ハン(アメリカ)がトップ通過、前粟藏俊太は2位
その中で前日首位のS・ハン(アメリカ)が7アンダー65をマークして、通算24アンダーで1位通過、前粟藏俊太は6アンダー66と追い上げるも2打及ばず、2位となった。「今日は順調に落ち着いてできた」という。「ゴルフの調子自体は悪くなかったので、落ち着いて6日間できた。始まる前から自信があった。結果を出せてよかった」と6日間の戦いを終えての感想。この日はS・ハンと一緒の組でプレー。相手がバーディを獲れば、自分もバーディを獲ることを意識したという。この競い合いが「今後に活かせる」と攻めるプレーを心がけた。
これで来年のツアー前半戦(第1回リランキングまで)の出場優先権を獲得した。「オフはトレーニングをして、ゴルフのために集中したい。今回もいろいろ課題が見つかった」と来年のツアーに備え、万全の準備をする予定だ。17歳でプロ転向し、その後2010年にはチャレンジトーナメント賞金ランキング4位となり、翌年はツアーへ勝ち上がったが結果を残せず、ここ数年は再びチャレンジが主戦場となっていた。25歳となり、再びツアーの舞台へ。これまでの苦労や経験を活かして来年のツアーでの飛躍につなげて欲しい。
なお、108ホール終了時点で35位以内の選手が来年のツアー前半戦の出場優先権を獲得した。最後の枠を争って通算7アンダーの33位タイに並んだ12人によるサドンデスプレーオフが行われ、2ホール目でバーディを奪った宮瀬博文、中西直人、劉 松圭の3人が滑り込んだ。
ファイナルQTの成績、ペアリングは『QTホームページ』でご覧いただけます。
<2015年度ファイナルQT 日程と会場>
予選:12月3日(木)〜12月6日(月)
会場:COCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコース クイーンコース・キングコース(三重)
決勝:12月7日(月)〜12月8日(火)
会場:COCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコース クイーンコース(三重)