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ANAオープン 2014

谷原秀人は戦える!

突然、降り出した大雨の中で、最後は18番で、1メートルもないパーパットは「めちゃめちゃ開きすぎた」と、ボギーにしてついに宮本に追いつかれたが、それでも谷原にとってはまずこの日も完走できたことが何よりだった。

前日は、ひどい首の痛みも朝、晩ともに1時間半にも及ぶ治療のおかげで、この日は「かなり良くなった」。

いきなり振れるようになった分、「今日は昨日よりも1クラブも飛んでいた」と、急な感覚の違いにグリーンの奥に打ち込むことも多かったというが、先月の「アールズエバーラスティングKBCオーガスタ」では2日目には6位タイにつけながら、最終日に棄権をするというような事態は今回は避けられそう。

やはりこの日もホールアウト後の練習を回避するなど依然として無理は禁物だが、ロープの外ではトレーナーがハラハラと見守る中で、大学の後輩の藤本とも3日目にして最終組での和気藹々のラウンドも、「リラックスしてやれた」と、首位を守った。

「急に振れるようになると、自分でもドキドキしちゃうけど明日も、その辺をコントロールしながらやっていければいいかな」と不安材料が解消しつつある今、集中して優勝争いに臨めそうだ。

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