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カシオワールドオープン 2015

黄重坤(ハンジュンゴン)が逆転優勝を決める。

2015年のカシオワールドオープンは本大会の2012年の優勝者である黄重坤が通算15アンダーで逆転優勝を決めた。
 最終日最終組でトップを行く石川遼と1打差の2位タイでスタートした黄(ハン)。前半終了時にはトップの石川に3打差をつけられ、逆転優勝には厳しいかと思われた。
 しかし、石川が12番、14番でダブルボギー、ボギーと叩く間に、黄は14番で10メートルのバーディパットを見事に沈めついに逆転。
 意地を見せる石川も17番で7メートルのバーディパットを決め追いつくも、黄が最終18番でイーグルを獲り逆転優勝となった。

「ほんとにうれしい。ただそれだけです」。優勝決定の瞬間に先輩たちに水をかけられ、ずぶ濡れの黄だったが、その表情はとびっきりの笑顔にあふれていた。

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