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李尚熹が通算22アンダーで単独首位に <ファイナルクォリファイングトーナメント第5ラウンド>
前日まで2位につけていた李尚熹が6アンダー66をマークして、通算22アンダーで首位に立った。前日まで首位だった額賀辰徳は、この日パープレーの72、通算20アンダーで2打差の2位につけている。
李は「このコースはそれほど距離が長くないが、ティの向きでレイアップをしなければならないので難しい。それだけにスコアが良くてよかった」と喜ぶ。「明日はもっとショットやアプローチでピンの近くに攻めて行きたい。パーを続けていけば」おのずと結果もついてくるだろう。
李は現在20歳。将来的には米ツアーも視野に入れているが、2013年から導入される米ツアーの新システム(Qスクールを通過した選手は、まず下部ツアーに出場しなければならない)により、まずは「日本ツアーで経験をつんで、もしアメリカにもいけるようになればうれしい」と日本に腰をすえる予定だ。
目標とする選手は「ローリー・マキロイ。若い選手でパワーもあり、攻撃的なゴルフをする。難しいコースでも攻めていく」ところに惹かれる。明日で6日間の競技を終える。はたして、どんな結果が待っているか。