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HEIWA・PGM Challenge II 〜 Road to CHAMPIONSHIP 2018
極太グリップで開眼!中西直人が好感触の 3位タイスタート
約2ヶ月ぶりのAbemaTVツアーとなるがその間、タイで行われたアジアンツアーのロイヤルカップに推薦で出場。最終的には6位タイに終わったものの優勝の可能性を感じさせるゴルフを最後まで展開した。そこには中西のある悩みが解消されたことが影響している。
「6月末の南秋田CCみちのくチャレンジが終わってからグリップを太いタイプに変えたんです。そうしたら余計な力みが取れて、苦手だったフェースコントロールもできるようになったんです。どうしても力んでしまうのを解消したいとは思っていたんですが、自分の中でピンとひらめいたものがあったんです」。
共にAbemaTVツアーで戦う小斉平優和のクラブをたまたま手にしたことがグリップを変えるきっかけになった。
「自分のクラブが手元にないタイミングで練習に誘われて、そこで小斉平クラブを使ったらグリップがめちゃくちゃ太かったんです。それで打ってみたらこれがいい感じなんです。それで思い切って試してみようと思いました」。
これまでは道具よりもまずは技術面を強化しないと納得できない。そんなスタンスだったが、最近になって自分に足りないものをより効果的な方法で取り入れようという変化が中西の中で起きている。実際、タイの試合の後にはウェッジのロフトアップを実践して、より楽にアプローチができる方法を選択している。自分なりに考え、何が足りなくて何が必要かを考えるようになった。そこに結果がついてきた時、中西はワンランク上のゴルファーに成長しているはずだ。