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ダンロップ・スリクソン福島オープン 2017

ミッキーマウスに癒やされた?! 今平周吾が首位タイ発進

すっかり気持ちを切り替えて、戦いの舞台に戻った。初日から、大量アンダーに成功した。「今日はアイアンが良かったので、チャンスについた」と、スタートの1番ではピッチングで20センチにつける、絶好のバーディ発進。2番では3メートルも沈めて連続バーディを奪った。弾みをつけて、65で上がってきた。

いつも冷静沈着に見える選手が珍しく、感情をあらわにしたのが3打差の3位に終わった直近の「長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ」だった。
最終18番では2打目を池に入れた。
「結果というよりも、後半伸ばせなかったことが、悔しかった」と一瞬、感情を爆発させてしまったことには「反省している」。
それほどまでに悔しい負け方も、ツアーの中休みですっかりリフレッシュ。

友だちと出かけたディズニーランドで今まで敬遠してきた「絶叫系」も、すべて制覇で「スカッとさせた」。
“心臓破り”はオフ中のトレーニングにも及んだ。
展望台へと続く、自宅近くの階段は数百段にも及ぶ。

「暇さえあれば、毎日のぼった」。7回、8回と何度も駆け上がった。「相当キツい」とへばりそうでも、心も体もスキッとしてきた。
「終わったことなので、気にしない」と、まっさらな気持ちでツアーに戻ってきた。
関西オープンで、待ちに待った初Vを飾った今季、自身4度目の首位発進で改めて今平が、取り逃がした通算2勝目を狙っていく。

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