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SMBCシンガポールオープン 2017

賞金王は予選落ちが濃厚

シーズン初戦で予選落ちを喫したのはプロデビューの08年から、これで2度目だ。こちらはワンアジアツアーと共同主管で開催されたタイランドオープンが初戦だった、2013年以来だ。

賞金王が、2日で姿を消しそうだ。
共同開催のトーナメントは開催国の規定に従うため、予選カットは日本ツアーの60位タイまでではなくて、アジアンツアーの65位タイとなるが、それでも池田の通算2オーバーは厳しい。

大会4勝目を狙うアダム・スコットと、昨年覇者の宋永漢(ソンヨンハン)と、豪華な顔ぶれに挟まれて、「2人に運を全部持って行かれたかな」と、冗談めかして苦笑した。

会場のセントーサゴルフクラブのコンディションは昨年に引き続き、申し分ない。「でも去年もそうでしたけど、ラインが読めていない。思うところに打っているんですけど入らない」。

アダムとヨンハンと比べても、明らかにグリーン上に精彩を欠いて、2日がかりの第1ラウンドで、出遅れた分を取り戻せなかった。

注目の組に放り込まれて「昨日は気合いも入っていたかな・・・」。
日本の賞金王の存在感を示すつもりが、空回りをしてしまった。
通算2オーバーで初戦を終えて、「まったくお話にならない感じ」。翌週のミャンマーで、仕切り直すことになった。

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