記事

ANAオープンゴルフトーナメント 2017

今平周吾が「賞金王を目指したい」

池田との3人のプレーオフは、時松を残してひとり、1ホール目で早々に引き上げてきた。思えば、その前の18ホールで分かれ目はいくつもあった。
本戦の18番のバーディパット。
「4メートルくらいですかね」。これが、入っていれば。
15番で、3パットのボギーも振り返れば悔しい。
「上からのラインで難しかった。少し、強く入ってしまった部分はある」と、反省しきりだ。

プレーオフは、初めての経験だが先週のマッチプレーは、「雰囲気が似ている」と、予行演習にはなっても池田にも時松にも、フェアウェイからあれだけ完璧にピンそばにつけられれば、「僕はラフからでしたし、ちょっと厳しかったですね」。

また負けても北海道で、またトップ5を外さなかった。
賞金ランキングも、1位のチャン・キム不在の今週で、上との差が詰まってきた。「手応えは掴んできた。もっと上との差を縮めてどこかで優勝して、賞金王を目指したい」。
目下賞金ランク3位の24歳がはっきり口にした。

関連記事