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痛みに負けず河合庄司も8アンダーのトップタイに

 一日を通して風が無く、高スコアが多く見られた初日。朝8時のトップスタートだった河合庄司も8バーディノーボギーの64でラウンドし、トップタイの好発進を遂げた。「まだ6分の1が終わったばかりですよ」と謙遜しながらもやはりその表情は晴れやかだ。
 「スタートホールでチーピンを打っちゃって、セカンドもグリーン右奥にやっとって感じだったんですけど、そこからのアプローチが直接入ってくれて、今日は運があるなって感じました」。その後は大きなピンチも無く、アイアンとパターが冴え渡り、8バーディノーボギーという最高の形で初日を終えた。

 今年の4月にぎっくり腰を患った河合。「悔しいシーズンでした」と話すように今季のチャレンジトーナメントでは予選通過は僅か4回。腰の痛みが中々おさまらず、練習がまったく出来なかったわけではないが、ようやく本格的に練習が出来たのはここ2,3ヶ月前からだ。「まだ少し痛んだりしますけど、大丈夫です。調子もよくなってきました」とその表情は明るい。

 一昨年のファイナルQTでは、2日目終了時には5位タイの好位置だったが、その後思うようにスコアを伸ばしきれず最終的に53位に終わった。「今年はリベンジですね。」
今年こそ35位以内に入り、ツアーの出場優先権を手に入れる。

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