普段は冷静沈着に見える男も実は、難コースで「キレそうになっていた」。

前半のインコースは「なかなかチャンスが来なかった」。そればかりか、ずっとパーで堪えていたのに17番では「ボギーが来て。18番では、ティショットもセカンドも悪くてイライラしていた」。

3打目のアプローチもオーバーして、3メートルのボギーパットも「何も考えないで、カッカしながら打った
」と実は熱い一面を垣間見せた連続ボギーも、「後半、最初のロングで獲れれば乗れるかな」。

狙い通りにドライバーからスプーンでつないで、奥のラフから3打目を、ピンそばに寄せた。
バーディで、息を吹き返すと6番の連続バーディは、奥から1メートルのチャンスを逃さなかった。
8番では3メートルを沈めてこの日、6アンダーで回った小野田に再び追いついた。

今平が、首位を死守した。
「今週の目標は、4日間アンダーパーで回れれば。今日もクリア出来た」と週末こそ、実は熱く、激しく初優勝を狙っていく。

• 今平 周吾