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谷原秀人を筆頭にホストプロ3人衆も参戦(BMW ISPS HANDAニュージーランドオープン)

藤本(左)と塩見(右)。2人の後輩に挟まれて、健闘を誓う年長の谷原。3人のホストプロにはいっそうの注目が集まる。
歴史と伝統のナショナルオープンは今年から、新たにタイトルスポンサーを迎えてこの3選手はホストプロとして、大会に挑むことになった。
今年から、塩見好輝(しおみこうき)も加わった。ISPS(国際スポーツ振興協会)の所属。谷原秀人と藤本佳則は、東北福祉大の先輩である。

3人揃って、初めてのニュージーランドは、なんといっても会場のザヒルズGCと、ミルブルックリゾートの絶景に、テンションが上がる。

「景色が抜群にきれい」と谷原。「星空もきれい」とこう見えて、ロマンチックな藤本。
一番年下の塩見は、かしこまって「今回はじめてこの大会に参加させていただきました」。大会は、めったにない4日間ともプロアマ形式で争う変則競技というのにも身が引き締まる。
「一緒に回るアマチュアのみなさんにも頑張っている姿をお見せしたい」と、いよいよ翌日に初日を控えた9日の練習日に、生真面目に語る塩見。

一方「プロアマ戦は、以前ペブルビーチで経験がある」とは、さすが貫禄の谷原だ。米ツアー参戦経験があり、ペブルビーチプロアマでも同様の競技方式には、もはや心得たものである。
「日本のツアーにも、あってもいい形」とそのメリットにも言及して「アマチュアの方、スポンサーの方に楽しんでもらえるように。プレーだけではなくトークも楽しみながら、ニュージーランドの景色とコースを満喫したい」と、その中でもV争いを演じることが出来れば、これほどのおもてなしはない。
「最終日最終日の雰囲気も味わってみたい。日本人ホストプロの1人としてこの大会を盛り上げることが出来たら嬉しい」と、熱く語る谷原のかたわらで、右にならえのビリケンスマイル。
「僕も谷原さんと同じです!」(藤本)。
ホストプロ3人衆が絶景を背に、健闘を誓った。

本戦には、ジャパンゴルフツアーから20人が参加する。2014年の日本ゴルフツアー選手権を制した竹谷佳孝は、2年連続2度目の出場に「このコースは飛ばし屋有利だけれど、全部が全部、そういうわけではない。目標は上位進出です」と、負けじと力をこめた。

※スコア速報はこちらから
  • 18番ホール横にあるモニュメントとじゃれる塩見。本戦前の和やかなひととき
  • 左かわ川根、武藤とともに、練習ラウンドに励む竹谷。ちなみに武藤は一番最初、ブレンダン・ジョーンズに“推薦”してもらって以来、すでに4度目の挑戦だ。

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