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トップ杯東海クラシック 2016
賞金1位! 谷原秀人はブルーな1日
「原因はよく分からない。ショットが思ったように打てないと、楽しくない」。後半は3つのバーディで、リーダーボードに名前を載せても、「岩田寛風に言うと、お先真っ暗。心配になってきた・・・。岩田節です」。今なら、米ツアーで苦戦中の大学の後輩の気持ちが分かる気分。
「内容は悪いのにこのスコアと、それは松山的な」と、こちらは米ツアーで活躍中の、やはり後輩の怪物風にこの日のゴルフを振り返り、「後輩のを全部使ってやった」と、やけくそ気味に笑った。
しいてこの不調のきっかけを上げれば、先週の2日目か。会場の茨木カンツリー倶楽部もまた今週の三好と同様に、「ボギーを打ち出すと、止まらなくなる」。その難コースで「悪い流れを断ち切れなかった」と、上がりの3ホールで“ダボ、ボギー、ボギー”とひどい崩れ方をした。
「そのときからかな」と、引きずったまま。
「今日の天気と一緒ですよ。どんよりしてる」。
たとえ4アンダー出しても賞金1位には、とうてい納得のいかない初日の好発進だったようだ。