記事
小鯛竜也と星野陸也が日本勢最上位で最終日へ
「ISPS HANDA ニュージーランドオープン」はいよいよ最終日を前に、リーダーは一人旅。オーストラリアのピリカダリスは、通算24アンダーまで行った。
日本勢としては星野と、小鯛の“最上位”の2人が通算15アンダーまで伸ばしたのが精一杯だが、諦めない。
星野は2番でボギーが先行したこの日3日目。さらに6番で連続ボギーにして、大きく躓いてもめげなかった。
8番でひとつ獲り返すと、折り返して10番のパー5で6メートルのイーグルチャンス。「強気で行ったら入ってくれた」と、ねじ込んだ。
「あれで自分の流れに持って来られた」と11番からさらに連続バーディを奪って「今日はいいのと悪いの、両方吐きだした感じ」と、一気に赤字に戻してきた。
首位に大差はつけられたが「明日は全ホールでバーディ狙って頑張る」と、強気に挑む。
星野と並んで12位タイにつけた小鯛も、リーダーボードを見上げて「(昨日の)予選カットが7アンダーというのも自分の中ではびっくりでした」と、まれに見るバーディ合戦には目を剥きつつ自らも63を出して、首位タイにつけた初日のゴルフを自信に「また出せないことはない。明日もガンガン攻めていかないと!」。
プロアマ形式で、ザ・ヒルズとミルブルック・リゾートを交互に回るゲーム方式は、小鯛とペアを組むアマチュアの方が、絶好調であることも心強い。
「ハンディ15なんですけど、めちゃくちゃ上手い。来年は(ハンディが)だいぶ下げられちゃうのでは?」と、そんなことにも気遣いつつ「チーム戦はアマチュアの方にお任せして(笑)明日も楽しく回れたら」。
悔いの無い最終日にする。