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静ヒルズCCでスナッグゴルフ親子大会を開催(7月29日)

今年で13年目となる、夏休みの恒例行事となっているスナッグゴルフ親子大会が、茨城県の静ヒルズカントリークラブで開催され、51組102名の親子や祖父母でのペアが参加し、台風一過の青空のもとでゴルフを楽しんだ。

この大会は、「豊かな自然の中で遊び、ゴルフを通じた青少年の健全育成と、親子の会話・絆を深めることにより、明るく豊かな街づくりに寄与することを目指す。」という主旨による親子大会で、一打目は児童が二打目は親が、そして以降は交互にボールを打つ競技方法で行われた。

開会式の挨拶で、常陸大宮市教育委員会の上久保洋一教育長から、「今日はお父さんやお母さんが心配な人?」という質問に、恐る恐る手をあげる児童がちらほら。

普段であればバーディやイーグルのハイスコアで競われる大会も、勝手の違う親子大会で交互にボールを打つとなれば、親にかかる期待とプレッシャーは半端ない。

児童が会心のティーショットでグリーン近くまでボールを運んでも、繋ぐ二打目で距離感をつかめない親は、その都度子どもに平謝りで、そんな逆転現象が続いた親子もいれば、お父さんがパー5でツーオンして、子どもに威厳を示す場面もあったりと、色々な家族模様の中で、ゴルフという共通のスポーツで、楽しいひと時を一緒に過ごした。

静ヒルズカントリークラブは、中嶋常幸が主宰する「ヒルズゴルフトミーアカデミー」という養成プログラムが展開されており、このアカデミーからは畑岡奈紗を筆頭に、数々の男女ツアープロを輩出。LPGAステップアップツアー「静ヒルズレディース森ビルカップ」の開催、PGA男子プロテストやティーチングプロ選手権、アマチュア競技の茨城県オープンや大学リーグ戦、小学生向けのスナッグゴルフ大会まで、ゴルフのピラミッドがひとつのゴルフ場で形成されている。

閉会式で菊池武彦支配人から、「静ヒルズCCでは、スナッグゴルフからゴルフにステップアップしていくと、練習場から初心者向けパー3コースもあり、皆さんをお迎えする環境が整っています。是非、ゴルフも楽しんでください。」と挨拶。

身近なゴルフ場で身近なゴルフの道筋が示されており、子どもにとっても親にとっても、ゴルフが身近なスポーツとして浸透している。

<大会成績上位>

第13回静ヒルズスナッグゴルフ親子大会成績/9ホール/507ヤード/パー36
優勝 用松里歩ペア 岩間第三小学校5年 25
2位 名畑来美ペア 岩間第三小学校5年 27
3位 島田悠太ペア 岩間第三小学校6年 28

ホールインワン
磯山紗季 笠間市立稲田小学校6年 2番ホール20ヤード
齋藤さくら 常陸大宮市立大宮小学校5年 9番ホール17ヤード
アルバトロス
用松里歩 岩間第三小学校5年 3番ホール81ヤード

<大会にご協力頂いた方々>
宍戸国際ゴルフ倶楽部 専務取締役 草野通朗さん
静ヒルズカントリークラブ 支配人 菊池武彦さんとスタッフの皆さん
常陸大宮市教育委員会 教育長 上久保洋一さんとご協力いただいた皆様
笠間市 上野学さん 嶌田一夫さん

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