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Shinhan Donghae Open 2019

今平周吾が18日の会見で「V争いしたい」

18日水曜日に行われた記者会見で、日本の賞金王が他国のトッププレーヤーと席を並べて「韓国で初めての試合。上位で優勝争いしたい」。昨季の韓国ツアーの賞金王の朴相賢(パクサンヒョン)や、現在アジアンツアーの賞金1位を走るタイのジャズ・ジェーンワタナノンドらに挟まれ、堂々と抱負を述べた。

「韓国には何度か来たことがあるが、試合では始めて」という今平周吾は、婚約者の若松菜々恵さんを伴い17日火曜日に会場入り。本戦では若松さんを、2年ぶりにキャディに起用する。

今年初出場を果たした4月のマスターズは、開幕前日の水曜日のパー3コンテストで担いでもらったのみだった。
若松さんがまだ岐阜県の中央学院大ゴルフ部の4年生だった17年5月の関西オープンでツアー初優勝を飾り、勝利の女神と話題になったが、当時はまだ交際を秘密にしていた。
翌年のスポーツバラエティ番組で婚約を発表してからは、兼マネージャーとして試合に帯同するのみでその後、実践で担ぐことはなかった。
交際発表後の”初タッグ”。
婚約者との久々のコンビ復活の意図を「国内と違うイメージで回ってみたかったから」と、説明。
最近はもっぱら柏木一了さんら、プロキャディとのコンビで、歩測やグリーンのライン読みなどすべて任せきりというが「今回は自分でメモを見ながら初心に返った感じです」と話した。

17日火曜日のプロアマ戦と、この日水曜日は午後から9ホールを共に見て回り、「フェアウェイが狭くてラフが深い。ラフに入れると難しいと思う」と、翌日から始まる本戦にむけて頭をめぐらせた。

今大会は、韓国では35年の歴史があるが、16年にまずアジアンツアーとの共催試合となり、今年さらに日本ツアーが加わったことで、史上初の日亜韓の”トライサンクション”が実現した。
今平は「こういう大会が増えればゴルフ界がさらに盛り上がっていくと思う。その中でいい成績が残せるように頑張りたい」。
婚約者のサポートを受けて、賞金王が歴史にその名を刻むか。

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