記事
予選通過は厳しい位置に
ショットも、パットでも突風に悩まされた。
いずれも2打目をバンカーに入れた2番も3番でも、そこから絶妙の寄せをみせるも、「打つときに、ちょうど強い風が吹きつけた」と、連続ボギーが先行した。
何度か仕切り直して、風の止み間を伺うが、8番も9番もティショットをラフに入れ、前半上がりの3ホールだけでも、4打も余分に要した。
超難条件に、とうとうバーディがひとつも奪えず、終戦した。
「運不運でもない」。他の誰のせいでもない。「結果がすべて」。
初日に大きく出遅れていた谷原秀人は「今日もうまくいかなかった。へたくそです」と、強風の2日目にはなおさら、「全英らしい風が吹いた」と良いところを見せられないまま終わってしまった。
「スピンコントロールが出来ていない。パットも合わないところが悔しい。また練習しようと思います。いろんなコースを経験して日本に戻れたらいい」。
39歳にして、積極的に世界を飛び回る今季、まだまだめげずに旅を続ける。