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今年絶好調、平塚哲二はパーキープ率で1位に 「我ながらすごいことをやったんやなあ、って」

パーまたはそれよりも良いスコアを獲得する割合を示すパーオン率で、87.42 %を記録して1位に輝いた平塚には、カシオ計算機株式会社より賞金50万円と、薄型デジタルカメラ「エクシリムズームEX− Z4」が贈られた。
“初優勝に一番近い男”と呼ばれ続けた今シーズン。何度も挑戦しては敗れ、悔しい 思いを繰り返してきた1年でもあったが、最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップで、 いよいよその鬱憤を晴らした。

初の栄冠をつかみとった東京よみうりの18番グリーンでは、涙をこらえることができ なかったものだ。

「今年ずっと上位で戦ってきて、足りないのは優勝だけだった。それも、最後の最後 に願いがかなって最高の年になりました」。

パーキープ率1位のほか、平塚は、どの部門でも上位につけている。「自分ではそん なに、『今年は良いプレーをしたな』とか『パーキープできたな』とかいう実感はな いのですが、こうして数字で見ると『我ながらすごいことをやったんやなあ』って ・・・」。

最終戦の優勝で、自身初の1億円を突破。ランキングも、自己最高の2位まで浮上し た。

今年、絶好調のまま走りぬいた平塚の来年の目標は「平均ストローク部門で1位にな ること」と、もちろん、今年あと一歩届かなかったキングの座。
「まったく未知の世界ですけど、賞金王がどんなもんか。そのうち、味わってみたい とも思いますね」。平塚が“頂点”に立つ日は、そう遠くないかもしれない。

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