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中日クラウンズ 2018
杉原大河さんがベストアマを獲得
最終日は、この日ベストスコアの62を出した韓国の黄重坤(ハンジュンゴン)と同じ組。
「ハン選手が凄く伸ばしていたので。自分もその波に乗って行けたら。負けないように、食らいついて行こう」と前半は2番、9番の連続バーディで応戦。
「でも、後半は置いて行かれた」と、左にOBを打った後半14番のダブルボギーを悔やんだが「和合でアンダーで回れたのは自信になる」。
地元徳島県の生光学園高校時から、プロ顔負けの飛距離を誇ったが、この春から東北福祉大に進んで、さらにたくましさを増した。
一時帰国の松山英樹と、学内で並んで筋トレに励んだら「メニューが本当にキツくて。終わったら、自分が立ってるかどうかも分からない。足の感覚がなくなっていた」。おかげで昨年から体重は5キロ増の82キロ。スイングにもますます力強さが出てきた。
大会初挑戦は、2年前。
「あのときは風もあり、7オーバーで予選落ちした。この2年でどれだけ成長出来たか見たかった」。
伝統と歴史のクラウンズで手にしたベストアマの称号は、何よりの指標となるはずだ。