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ISPSハンダグローバルカップ 2016
ISPSハンダグローバルカップは6月23日に開幕
本戦に先駆けて、6月6日の月曜日に報道陣に向けて行われた、開催の概要や見所をアピールする記者発表会は、大会主催の一般社団法人 国際スポーツ振興協会(ISPS)の所属選手が一同に介して、にぎやかに行われた。
開催の前週には、今季メジャー第2戦「全米オープン」がある。先月の23日に行われた1日36ホールの日本予選を突破して、初の出場権を獲得したホストプロの筆頭は、過密なスケジュールと昨年のホスト大会での結果への思いとが入り交じり、複雑な心境を口にした。
「去年は不甲斐なかったのでぜひ挽回したい」とは谷原秀人。今季は先週の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」までに出場3試合でトップ5が続いており、「ここまでいい感じで来て、惜しいところまで行っている」とこの3週の鬱憤を晴らす意味でも今年は、ぜひ昨年のリベンジを果たしたいところ。
「でも、全米オープンで疲れているかもしれない・・・」と、ぽろりと一抹の不安がこぼれた先輩を、後輩のホストプロがすかさずフォロー。「全米帰りの谷さんを、癒やしてあげたい」とは、藤本佳則。もっとも、藤本自身も「最近、調子がよくないので。最低でも予選は突破したい」と、いざ本戦では先輩に構っている余裕はないかも?!
そのほか、若きホストプロの塩見好輝(しおみこうき)と、中西直人。それに、このほどISPSのアンバサダープロに就任した片岡大育(かたおかだいすけ)が加わり、揃って大会を盛り上げることを誓った。
ゴルフのグローバル化を第一の開催目標に掲げる今大会は、昨年に引き続き今年も世界のトップランカーを招待する。マスターズ覇者のシャール・シュワーチェルをはじめ、世界トップアマ1人を含む5人の海外勢と、ジャパンゴルフツアープレーヤーが同じ舞台でしのぎを削ることで、よりいっそうの活性化をはかり、その様子を世界に向けて、配信していく。
また、ISPSの本願でもあるスポーツを通した社会貢献をさらに推し進めて、賞金総額の5%を社会福祉に寄付したり、期間中は地元少年教育の一助として、地元の小・中学生を大会に招待する予定だ。
開催コースの地元、羽咋市はUFOの町として知られる。開催目的として、地元地域との密着をも掲げる今大会では、それにちなんで宇宙人「サンダーくん」というゆるキャラ(?)を登場させる。
緑色のサンダーくんは故障したUFOを修理するため、羽咋市でアルバイト生活をしているという設定だそうで、昨年から会場で活躍している忍者くんたちと一緒に、大会と羽咋市のPRにつとめる予定だ。
今回の記者発表会に、大会主管のJGTOを代表して出席した新副会長の松井功は半田会長と、主にシニアツアーを主管する公益社団法人日本プロゴルフ協会の会長をつとめていた時代から親交も厚く、半田会長は新会長の青木功と合わせてこのたびの就任を喜んでおられるといい、「松井副会長とはかねてより黄金のコンビ。共に手を取り男子ゴルフを盛り上げていきたい」と、熱く抱負を語られた。