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ダンロップフェニックストーナメント 2016

急な球筋変更で好発進! H・W・リューが首位タイに

丈高い松林にセパレートされた、ここフェニックスカントリークラブは、苦手だった。持ち球はドロー。「でも、フェードで攻めたほうがこのコースは有利」と、わかっていても、なかなか思い切れなかった。

「今年は、トライしてみよう」と、勇気を出して良かった。
「今日は、ほとんどラフに入れなかったし、グリーン周りもラフからアプローチしたのは2ホールだけ」。

最後の18番パー5がその2ホール目だったそうだが、ここも奥のラフから完璧に寄せることができた。
1.5メートルのパーセーブもしのいで、ボギーなしの7アンダーで、目下賞金1位と肩を並べることができた。
「今日1日で自信がついた」と、コース攻略にも確信が持てた。

毎年、家族旅行をかねて楽しみにしている宮崎。バカンス気分に浸って「失敗してもともと。気持ちを大きく持って、挑戦してみてよかった」と、家族を喜ばせることもできて味をしめた。
「ここはフェアウェイに置かないと、次の展開が読めないコース。パットの調子も良いですし、明日もこの調子でプレーしていく」。
韓国出身の35歳がフェニックスの完全攻略を目指す。

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