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ISPSハンダグローバルカップ 2016

シャール・シュワーツェルが日本選手のマナーを絶賛

日本ツアー初Vを狙うシュワーツェル。怖い存在
2日目を終えて、相変わらず世界の強豪がひしめく。韓国の2人の朴。タンヤゴーン・クロンパはタイ出身。4位タイのガビン・グリーンはマレーシアの選手だ。
そしてメジャーチャンピオンも虎視眈々と、控える。

全英オープン2勝。全米プロ1勝のパドレイグ・ハリントン。今年のリオ五輪のアイルランド代表は、通算7アンダーの6位タイにつけた。2011年のマスターズの覇者も並んだ。南アフリカのシャール・シュワーツェルは、この日6つのバーディに「この調子でいけば、優勝争いに絡んでいける」と自信を深める。

シュワーツェルもまた、全米オープンを終えたその足で、来日する強行軍も、「大会の趣旨に賛同している」と、スポーツを通じた社会貢献を第一の目的に掲げる今大会で、2年連続の出場を決めた。

今朝も、練習場で一緒になった宮本勝昌が、「ドライバーは飛距離も出て、なおかつアイアンのように打っていける。スインガー」と、絶賛するなど賞賛を集めているが、シュワーツェルにも日本勢のプレーには感じ入るものがあったようだ。

ホールアウト後に、中継局のBSフジのインタビューを受けた際に、インタビュアーの質問が終わっても、言いたいことがあるんだというように、誰にも聞かれないのにしゃべり出したのは、日本勢のラウンドマナーについて。

この2日間は、ホストプロの谷原秀人と、14歳の中学生。5月に行われた、男子レギュラーとシニアとジュニアが共に戦う「ISPSハンダ・大江戸オープン」で、ジュニア部門の1位を飾って本戦の出場権を得た田中章太郎さんと回って、「日本人選手はプレーのスピードがとても速くて素晴らしい!」と、大絶賛。
「他のツアーの選手たちも、日本ツアーを見習えばいいのに!」と、感心しきりだった。

「みんなプレーのリズムがとても良くて。非常に回りやすい」と、その点も“日本初制覇”の鍵となるか。「最終的に、13アンダーくらいまで伸ばさないと、優勝は難しいと思う」と改めて目標を掲げたシュワーツェル。残り2日も楽しませてくれそうだ。

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