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三井住友VISA太平洋マスターズ 2019
今週はまさかのまさおかさんとV争い。ゲンちゃんが2打差の3位
まさかの正岡と、今週は同組でV争いを繰り広げることになった。
2年前に改修を終えた御殿場は、以前のパー「72」から、7262ヤードの「70」へ。
パー5も2つ減り、6番と11番が500ヤードを超える長いパー4へ。
「ロングが2つ減っている分、我慢強さが必要」と様変わりしたコースで、忍の一字を貫く。
初日の風は止んだが、ぐっと冷え込んだこの日は5バーディを奪った分、3つボギーを叩いたが、「粘って、粘って、チャンスがあれば獲りに行く。メリハリをつけて、ひとつひとつ積み上げていく」。
プロ転向した19歳の12年当時から醸していた”らしからぬ”落ち着き”を、タフな条件こそ発揮。
16年の初Vから毎年、勝利を重ねて、今年もまた4勝目を狙える位置で、大会を折り返した。
3日目の最終組で再び相まみえるのは、”大将”の池田勇太を中心に、いつも一緒に練習させてもらう恩人。
「ご飯をごちそうになったり、いつも本当に良くしていただいている」という正岡竜二とは、先週の沖縄「平和PGMチャンピオンシップ」でなんと偶然、4日間とも同組だった。
「その時から竜二さんのショットは完全に仕上がっていて、今日のスコアも納得です」。
好調の先輩と、今週は成績順に組まれる3日目からの同組がまた感慨深く、「竜二さんとまた回れるのも楽しみ。頑張りたい」。
律儀に姿勢を正してゲンちゃんが、恩人と再度の直接対決に挑む。