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【5R】3年ぶりのレギュラー出場へ、尾方友彦が最後の正念場

 名門日大ゴルフ部出身の28歳、尾方友彦が5バーディ、ノーボギーのゴルフで、前日の36位タイから前進。トータル11アンダーの17位タイまで浮上した。

出だしの2番、横から5メートルの難しいバーディパットを沈めると波に乗り、6番も6メートル近くを決めて二つ目。15番でも同じような距離、16番は2メートル、最終18番はベタピンにつけて楽々バーディフィニッシュだ。

「上からの微妙な距離のパーパットも決まってくれた」と、パッティングが冴え渡り「ボギーを打たないゴルフができた」と振り返る。

今年でプロ転向7年目の尾方だが、これまではチャレンジツアーを主戦場としており、レギュラーツアーでの出場は2012年に2試合、2015年に1試合の計3試合のみ。これまでのファイナルQTでの最高順位は、2015年の69位で、ようやく今年、キャリアハイの成績を残せる位置までやってきた。

明日を乗り切れば、3年ぶりのレギュラーツアー出場も見えてくるが「(順位のことは)何も考えないで」と淡々。しかし、「ティショットが不安定なところがあるので、ドライバーでフェアウェイをしっかりとらえたい。(スコアを)伸ばす気持ちで」と、秘めたる闘志を内に秘め、最後の18ホールに臨む。

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