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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2018

今平周吾はショットも気持ちも抑えめに、なるか今季初V

この日は1番でチップイン。せっかく幸先よいスタートも、次の2番、さらに4番でボギーを打った。
「少し、気持ちが切れそうになった」と、すんでのところで持ちこたえることが出来たのは、前日2日目から取り組みだしたショットの課題。
「振りすぎている感じがあったので、少しコンパクトにした。距離を出したいときに、振りたくなるが振っても振らなくてもそんなに距離は変わらないということが分かったので」。

今季未勝利のまま、賞金1位を走り続けることへの焦りも出ていたかもしれない。
「イメージ的には今までより、6,7割くらい。今日も、力を入れない感じでヘッドを上手く走らせるようにした」。
ショットも、気持ちも抑えめを心がけたら「初日とか、前の試合よりかは集中力が持続する。ショートゲームにも集中できる」と、6番で3メートルのバーディチャンスを奪い返すと、あとは5つのバーディで、危なげなく回りきることが出来た。

首位とは1打差。大混戦の最終日は、2打差に石川遼などライバルがひしめくが「相手というよりは、自分との戦い」に徹する。
スコアも気にしない。「どんな状況でも、自分の思い通りのスイングが出来るかどうか」。
賞金1位はバタバタしない。
最終日こそ、コンパクトに今季初Vを実現させる。

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