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43歳の岩本高志がベテランの意地を見せる
「ショットはまっすぐ芯に当たらないので、何となく気持ち悪い」と手ごたえを感じていないが、その分パットが入っている。カラーからパターで入れたり、7〜8ヤードのパットを決め、さらにチャンスについたところはしっかりと決めた。「もう齢ですから飛ばないし」と謙虚にふるまうが、そこは経験がものをいう。グリーンも「手前手前から」攻めていった。王道だ。
43歳になった岩本だが、これまで2016年にツアーで賞金ランキング65位に入り、シードを獲得している。残念ながら昨年は賞金ランキング90位でそのシードを手放した。来年もツアーで戦うためにもうひと踏ん張りだ。まだまだ若者には負けられない。