記事

i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘 2019

川﨑志穂が1オーバーで健闘!工藤遥加は6オーバースタート

男子ツアーに初参戦した女子プロ2人の大会1日目が終わった。
午前スタートの工藤遥加は諸藤将次と伊藤有志と同組。ラウンド後に「諸藤さんの飛距離半端ないですね!」と感動に似た驚きの表情を見せていた。
スコア的には思うような数字は残せなかった工藤だが、男子プロと回ることで得たものがあると言う。
「最近、いい球を打てていても何か気持ち悪い感じがあったんですけど、練習ラウンドを男子プロとやって、そして今日も1日一緒にラウンドをして、飛ばすコツみたいなものがわかってきたんです。男子プロとまわってから、ショットが良くなったんです」。
工藤がヒントを得たのはトップだと言う。飛ばそうとするとどうしてもトップが大きくなって、クラブが余計な動きしていたことに気づいた。
「諸藤さんはちょっと規格外ですけど、男子プロのスイングを見ているとトップが小さいんですよね。そこからコンパクトに振り抜く感じ。そのイメージで振るようにしてから、タイミングが合うようになってきたんです」。
予選通過には厳しいスコアだが、得られるものは全て習得し、女子ツアーでの戦いに活かしてもらいたい。明日のプレーにも注目だ。

また、午後スタートの川﨑志穂は途中までイーブンパーと粘りながらも、1バーディ、2ボギーの1オーバーで初日のプレーを終えた。
「今日はパーオンができなかったのは4回だけだったと思います。とにかくグリーンが硬くて、手前から手前からと思ってやりました。チャンスは結構あったんですけど、パットを打ち過ぎちゃいました。34パットですよ」
ただ、工藤と同じく男子プロとのラウンドで大きな刺激を受けたと話す。
「アプローチがすごい。ショットはもちろん、スピードも違うし、音も違うんですけど、アプローチの技のバリエーションに驚きました。オーバーするかなと思ったら、スピンが効いて止まったり。明日はヘッドをどうやって入れているのか見たいと思います」。
初の男子ツアーでの試合を楽しんでいる様子の2人。技術を盗むつもりで明日の2日目に挑む。

関連記事