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太平洋クラブチャレンジトーナメント 2018
〜優勝争いの行方〜 最終組3選手の思い…
12アンダーで首位に立つ梅山。
ティーショットに不安を抱えつつも、アイアン、パターが冴え渡り、2日目もスコアを5つ伸ばした。「今日はフェアウェイを捉えたのは、たったの3回だけ。それだけティーショットが散らかっているのにスコアを伸ばすことができた」と、これまでの様々な経験が、大きな成長へと繋がってきていること間違いない。「明日は同伴競技者の中で1番いいスコアでプレーする。他の組で追いかけてくる選手が届かないところまで走りきるだけ」と目標は定まった。
2打差10アンダーで追いかける竹内廉。
スコアが動いたのは6番のショートホールだった。「ダボです。4パットしました」普段のゴルフなら苛立ちが止まらない。それでも次のホールからバーディーホールが続くと分かっていた。気持ちを切り替えて、7番ホールですぐさまバーディーを奪い獲った。
「今週はショットがピンに向かっている。今日は縦の距離感が僅かにズレていた。近くに落ちてもスピンで戻ってしまったり…」と悩みながらも、最終18番はピン側1mに付け、バーディーで締めくくり、明日へ繋げた。
4打差8アンダーの3位に塩見好輝。
2日間「67」でスコアをまとめた塩見。「ショットだけなら1位でもおかしくない状態です。ティーショットは殆どフェアウェイを捉えて、セカンドショットがいい所が打てています」と好スコアの要因を語る。「グリーン上のライン読みはキャディさんに聞いています。ライン読みというよりは、ショットでピンの側につけて、相手がプレッシャーを感じるぐらいスコアを伸ばして行きたい」と追いかける立場として、やるべきことは明白だ。
それぞれ好調を維持する選手たちだが、今シーズンはいまだ勝利から離れている。
今シーズン初優勝そして賞金ランキング上位へ向け、明日大一番を迎える!