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日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズカップ 2004

今年も、日本ゴルフツアー選手権は、延べ約1000人ものボランティアのみなさんに支 えられています

2年目ともなれば、堂に入ったものだ。やはり緊張はしているものの、その状況を楽 しめる余裕もでき てきた。「そっと聞いていると、面白くって・・・」。スタート前に、選手たちが交わ す他愛ないおしゃ べりに、耳を澄ますゆとりもある。たまににその輪に加わって、ひとことふたこと、 言葉を交わすのも 、「また楽しい」と、笑顔がこぼれた。
今大会のスタートアナウンサーを務める小林博枝さんは、実はボランティアスタッフ だ。学生時代、放 送部だった小林さんが、昨年大会で思い切って立候補。澄んだ声と明るい笑顔が好評 で、今年2度目の “登板”となった。
昨年は緊張のあまり、藤田寛之の名前を「のりゆき」と呼んでしまうなど、「絶対に 許されないミス」 (小林さん)もしてしまったが、2年目の今年はそつなくこなしている。
選手や関係者から「昨年もいたね!」と声をかけられるなど、はや宍戸の顔となりつ つある。
今週は連日アウトワンウェイのスタートで、初日と2日は約8時間も1番ティ横に座 りっぱなしと、長丁 場の業務となったが、そこはゴルフ大好きの小林さん。
「こんなにそばで、ショットが見られるんですもの!」と疲れも見せず、常に笑顔で 選手たちの1日の 始まりを見送っていた。
なお今年も、スタートアナウンサーをつとめる小林さんのほかに、スコアボード、 ギャラリー整理、練 習場、プレスルーム運営などの業務で、延べ約1000人強のボランティアのみなさ んにご協力をいた だいております。

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