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選手会長が発起人「芥屋グループチャリティトーナメント」が26日に開幕<YouTubeで生配信中!>
福岡県の「芥屋(けや)グループ3コース」が主催するツアー外競技「芥屋グループチャリティトーナメント」が8月26日に開幕。
地元九州のプロゴルファーを中心に熱い戦いを繰り広げる。
3日間競技の本大会は1日ごとに、「筑紫ヶ丘GC(26日、福岡県那珂川市)」→「福岡雷山GC(27日、同糸島市)」→「芥屋(けや)GC(28日、同)」の順に回り、その合計スコアで勝者を決定。
また本大会からチャリティ金として、地元の医療機関や先月の九州・豪雨災害で被害を受けた自治体などに寄贈される。
このチャリティ&サーキットトーナメントで発起人をつとめるのが、ジャパンゴルフツアー選手会長の時松隆光だ。
「同グループ3コース」のひとつ、「筑紫ヶ丘GC」の所属プロでもある時松のもとに、芥屋GCの髙倉力矢・代表取締役社長から連絡が入ったのは、新型コロナウィルスの影響で、ツアーの中止や延期の発表が、相次いでいた6月。
毎年8月に、芥屋GCを舞台に行われる「RIZAP KBCオーガスタ」の開催中止が決まったのもこの頃。
時松に、無念の思いを吐露されると共に、髙倉社長は「試合の中止で苦境に立たされている選手のみなさんの力になりたい」。
選手救済のための、チャリティ大会開催の申し出を受けた時松は、発起人のオファーも快諾。
髙倉社長と話し合いを重ねて、出場選手を地元福岡ゆかりのプロに絞ったり、無観客で行うなど、観戦防止の対策も徹底。
いよいよ今月26日からの開催にこぎつけることになった。
「九州から男子ゴルフを盛り上げよう!」とのサブタイトルを打った本大会開催の知らせを聞いて、趣旨に賛同してくださる地元企業がどんどん増えて、賞金総額も当初予定の500万円から、1100万円に増額されたほど。
「実戦の場がどんどん減ってしまった中で、僕ら選手にとっては、本当に感謝しかありません」と時松には、発起人としても頭が下がるばかりだ。
出場84人のプロには、宮里聖志・優作兄弟や小田孔明、秋吉翔太や「RIZAP KBCオーガスタ」の18年覇者・出水田大二郎や、同・昨年覇者の比嘉一貴らも名前を連ねる。
また、本大会の翌週には「フジサンケイクラシック(9月3ー6日、山梨県富士桜カントリー倶楽部)」で、約8か月ぶりの今季2戦目を迎えられることも決まっており、「その前に、鈍ってしまった試合勘を取り戻すにも、何よりの機会になります。これだけのトッププロが集う中で、プレーをさせていただけることも、本当にありがたい」と、時松。
準備は整った。あとはホストプロとして、結果で報いるばかりだ。
熱戦はYouTubeで生配信中です!
「芥屋グループ チャリティゴルフトーナメント」の詳細はこちら
■主 催
福高観光開発株式会社
福岡雷山ゴルフ倶楽部株式会社
株式会社アーバンリゾート
コルフェンマネジメント株式会社
■日程と会場
8月26日(水) 第1日 筑紫ヶ丘ゴルフクラブ(福岡県那珂川市)
8月27日(木) 第2日 福岡雷山ゴルフ倶楽部(福岡県糸島市)
8月28日(金) 第3日 芥屋ゴルフ倶楽部 (福岡県糸島市)
■賞 金
賞金総額 11,000,000 円
優勝賞金 2,200,000 円
■特別賞
各会場でのベストスコア賞として達成した選手には翌年開催される各会場での AbemaTVツアーへの出場資格が与えられる。但し、AbemaTVツアー出場有資格者は除く。
■競技方法
・54 ホールズ・ストロークプレー
・予選カットなし
・54 ホールを終了して第 1 位にタイが生じた場合は、指定するホールにおいて、ホールバイホール形式でプレーオフを行い、優勝者を決定する。
■競技規則
2020年JGAゴルフ規則、各会場のローカルルールおよび新型コロナウイルス感染症に関する特別ローカルルール
■出場人数
84 名(出場選手リストなどはこちら)
■出場資格
九州・沖縄在住(九州・沖縄の企業所属)ゴルファーまたは、下記の何れかの条件に当てはまる者
① 2019 年度 JGTO QT 出場者(セカンドステージ以上に限る)
② 主催者推薦
③ その他大会事務局が認めた者(アマチュアを含む)