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倉本昌弘が寄贈80校目で子どもたちに基礎指導(10月10日)

倉本昌弘が発起人となり2009年に誕生した広島県ジュニアゴルフ振興会が行っているスナッグゴルフ・スクールセットの用具寄贈活動により、広島市の北部に位置する広島市立鈴張(すずはり)小学校に寄贈され、これが記念すべき80校目となった。

この活動は、広島県ジュニアゴルフ振興会のボランティアメンバーにより展開されている活動で、県内に設置されたスナッグゴルフ支援自販機の売り上げの一部が寄金され、広島市教育委員会を通じて小学校に用具が寄贈される仕組みで、自販機の設置事業者の賛同と協力により成り立つ地域貢献活動で、その設置台数は約60台となっている。

天候は雨で校庭ではなく、体育館での開催となったが、午前中には広島市立久地南(くちみなみ)小学校で79校目となる寄贈式と3,4年生56名が参加する実技講習会、午後より、広島市立鈴張(すずはり)小学校で寄贈式と4,5,6年生63名が参加した実技講習会を広島県ジュニアゴルフ振興会ボランティアメンバーが基礎指導にあたった。

記念すべき80校目として、スナッグゴルフ・スクールセットの寄贈を受けた広島市立鈴張小学校でも広島県ジュニアゴルフ振興会ボランティアメンバーの連携のとれた指導により、ローラーを使ったパッド体験から始まり、ピッチショット、チップショット、フルショットと続き、初めはボールに当てるのに苦戦していた児童もしっかりと打てるようになり、ターゲットゲームで見事命中した時は歓声を上げたりハイタッチをするなど非常に盛り上がった。

児童たちと一緒にスナッグゴルフを体験した先生は、「本校では色々なスポーツを体験するクラブ活動があり、今日スナッグゴルフを体験、みんな楽しんでいるので、早速取り入れたい」とお話されていた。

実技講習会のしめくくりに、倉本から児童たちに伝えられたのは、「ゴルフの審判員は自分自身で、自分が審判ということは自分が正直でなければいけない。もし間違ったことをしてしまったら『ごめんなさい』と素直に言える勇気を持つこと、そしてそれ以上に『ごめんなさい』と言われたら許してあげる心が大切です。」と話すと、皆真剣に聞き入っていた。

尚、発起人の倉本昌弘は「広島県ジュニアゴルフ振興会が80校分寄贈したが、JGTOをはじめとする他の各団体より寄贈された分も含めると90校分を超える数が広島県内に導入されており、又、スナッグゴルフ広島市小学生大会も年々参加者が増えている。この活動を支えてくれているボランティアメンバーと、活動に賛同して自販機を設置してくれている企業の協力の賜物です。1本のドリンクの購入から数円のチャリティによる用具の寄贈という仕組みは、景気に左右されないもの。これからも広島市内141校全校導入を目指し活動を続けていきたい。」と目標は明確だ。

また、振興会の代表で、日本にスナッグゴルフが導入される以前から、アメリカでの情報を基に普及に尽力している枝広美子プロは、「今日の講習会でも子供達がスナッグゴルフを楽しんでくれて良かったです。80校寄贈したが今後もスナッグゴルフの楽しさを振興会の皆さんともっと多くの子供達に伝えられれば・・・。」と、更に拡大を続けるメンバーのモチベーションの高さに感謝の気持ちを忘れない。

スナッグゴルフ対抗戦 JGTOカップ全国大会でも広島県代表は優秀な成績を残しており、2016年度は優勝と準優勝今年度は広島県を代表して4校が出場、東広島市立三ツ城小学校が準優勝、東広島市立東西条小学校は4位に入賞を果たすなど、レベルの高いエリアとなっている。
毎年、夏休みに開催される、スナッグゴルフ広島市小学生大会の他、今月末には、ちゅーピースナッグゴルフ親子ペア大会が開催されるなどスナッグゴルフの大会も多く開催され、これだけの導入校数と体験児童数を誇り、充実したボランティアメンバーの体制のある広島県から、新しいスターが誕生する日も近いかもしれない。

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