昨年は、4打差から涙の逆転優勝を飾った。韓国系アメリカ人のスンス・ハンが連覇を狙う。「カシオワールドオープン」は、高知県安芸郡芸西村のKochi黒潮カントリークラブで、22日に開幕。

目下、周吾がトップを走る。クライマックスが近づく賞金レースと共に今週、気がかりなのが賞金シード争いだ。
今年は今週とあわせて残すところ2戦も、次週の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は今季の勝者とランキング上位者を合わせてわずか30人の出場枠しか設定されておらず、来季の出場権をかけた戦いは、今年もこれが事実上の“最終戦”となる。
来季から、ツアー規程が見直され、今季まで設定されていた第一、第二シード枠は撤廃。上位65人までをボーダーラインに、線上の争いもいよいよ佳境を迎える。

先週のダンロップフェニックスが終わった時点のボーダーラインは、出場義務試合数を満たしていない賞金ランキング49位のガルシアと58位のハーディング、66位のピーターソンの3人を省いた同68位の宮里優作まで（下記参照）。
今週終了後に、いかに変動が起きるか。
選手たちには、一歩も譲れない戦いが幕を開けようとしている。

※参照＜先週終了時点の賞金シードのボーダー線の状況＞
49位　S・ガルシア（20,115,000円）（※ランキング対象外）
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55位 浅地洋佑 （17,154,166円）
56位 嘉数光倫 （17,002,000円）
57位 姜庚男　　（16,698,881円）
58位 J・ハーディング （16,500,000円） （※ランキング対象外）
59位 P・マークセン （15,954,606円）
60位 比嘉一貴 　（15,699,638円）
61位 M・ヘンドリー （15,669,100円）
62位 D・ブランスドン (15,550,497円）
63位 正岡竜二 （15,429,878円）
64位 小鯛竜也 （15,139,938円）
65位 近藤智弘 （15,099,188円）
66位 P・ピーターソン (15,086,250円）（※ランキング対象外）
67位 詹世昌　（14,748,289円）
68位 宮里優作 （14,224,857円）
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上、2019年度の賞金シード権（ダンロップフェニックス終了時点）
69位 D・オー 　（13,128,539円）
70位 P・サクサンシン （12,481,414円）
71位 宮本勝昌　（12,334,855円）
72位 梁津萬 （11,597,034円）
73位 香妻陣一朗 （11,496,280円）
74位 久保谷健一 （11,145,714円）
75位 G・チャルングン （10,709,327円）

• Ｓ・ハン
• 宮里 優作