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練習相手は女子プロ! 谷原秀人が男女混合試合に初挑戦
ペアリングこそ男女別だが、会場となる豪州の「13thビーチゴルフリンクス」のビーチコースと、クリークコースの2コースを男子の組と、女子の組でスタート時間を交互にしながら回るというユニークな変則競技に、日本男子から谷原秀人が参戦。
女子は日本から野村敏京プロ、上原彩子プロ、横峯さくらプロ、河本結プロ、山口すず夏プロ、笹生優花プロ、杉原彩花プロらが出場を予定しており、開幕前の練習ラウンドも日本勢としては”黒一点”の谷原は、”女子プロまみれ”。
会場入りしてから「女子プロとしか回っていない」といい、「こういうのはなかなかない。女子でも飛ぶ」と、41歳のベテランが、稀有な機会を楽しんでいる。
所属先「ISPS」が冠スポンサーをつとめる今大会は、初出場。
「(女子との混合試合は)どういう風になるのか分からないけれど、面白い。優勝争いできればいい」。
欧州ツアーで2シーズンを戦ったが昨年、シード権を喪失。今年はいったん日本ツアーに戻って出直しを期す谷原が、まずは豪でのホスト試合で健闘を誓った。
ISPS HANDA ヴィックオープン
男子ツアーは欧州と豪州の共催、女子は米と豪州共催の男女混合試合。
豪の「13thビーチゴルフリンクス」のビーチコースと、クリークコースを男子の組と、女子の組がスタート時間を前後にしながら回り、36ホールで男女共に65位タイまでの予選カット。ビーチコースのみを使用する決勝ラウンドは、54ホール目で今度は35位タイまでの選手にしぼられ、最終ラウンドで優勝者を決める。賞金総額300万豪ドルを、男女で半分ずつ分け合う。