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ダンロップフェニックスは海外選手の招聘を断念、無観客で開催(9月25日発表)

連覇に挑む今平「開催をご決断してくださった主催者の皆様に心より感謝申し上げます」©JGTOimages
「ダンロップフェニックス(11月19日ー22日)」は今年も宮崎県のフェニックスカントリークラブで、当初の日程どおりに大会を開催することを決定。9月25日に、大会事務局から発表された。

なお、2005年にはタイガー・ウッズが連覇を達成するなど毎年、世界のトップランカーを招いて国際色豊かに行われてきた本大会だが、47回目を迎える今年は新型コロナウィルスの世界的な感染状況を鑑み、海外選手の招聘は見送られる。

前夜祭やプロアマ戦も取りやめ、本戦は無観客で開催。
また、これに伴う大幅な減収と、開催に向けた感染防止対策の諸経費の大幅増額を見込んで苦渋の決断として、今年に限り、賞金総額を当初の2億円から1億円に減額することも、合わせて発表された。

大会事務局は書面を通じて、「勇気や感動、そして見ている人たちに笑顔や夢や希望を与える」等、「スポーツが持つ無限の可能性と素晴らしさ」を改めて掲げ、「今年度は、世界のトッププロを招くことは出来ませんが、これから世界で戦う可能性を秘めた次世代の選手の活躍が未来の日本ゴルフ界の発展に繋がることを願っています」とつづり、「開催に際しては、入念な準備を滞りなく進め、大会に関わる全ての皆様の安全を守りながら、できる限りの感染予防対策を取って運営いたします」とした。

昨年は、最終日が荒天で中止となるなど波乱の中で、今平周吾が通算4勝目。年間2勝目を飾り、2年連続賞金王への大きな礎とした。

大会の模様は21日、22日の土日に、MBS発JNN系テレビ24局ネットにて全国放送を予定している。

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