記事

香妻陣一朗が米「ソニーオープン・イン・ハワイ」の出場権、世界ランクも上昇

11月12−15日の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で、最終ホールの劇的イーグルで初Vを飾った香妻陣一朗が、1月の米「ソニーオープン・イン・ハワイ」の出場権を得た。コロナ禍で主催者が設置された選手救済の招待枠で、「めっちゃ嬉しい」と、喜んだ。

昨年、日本初開催となった米共催の「ZOZOチャンピオンシップ」でも推薦枠で出場。タイガー・ウッズと初対面も果たし「PGAの舞台でまたやりたいという思いがあった」。

15日の最終日には、マスターズで4位の実績がある片山晋呉と、アマとして出場経験がある金谷拓実とプレー。
V争いをしながらオーガスタでの武勇伝に耳を傾け、思いを高めた。

「もちろん、マスターズにも出たい。大きい選手に勝つためには、ショートゲーム。そこは、負けたくない」と”日本のマスターズ”で世界への扉をこじ開け、今後の鍛錬にもますます力が入りそうだ。

マスターズ直後の世界ランキングも前週の601位から270位に上昇。
今週は、第二の故郷に凱旋する。
11月19−22日の「ダンロップフェニックス」は日章学園中・高で、寮生活を過ごした育ての地。

大会契約のホストプロでもある。
「また、優勝目指して頑張りたい。この1勝だけでなく、2勝、3勝と重ねていく」。
ゆかりの宮崎で、ホストVでの2連勝だと盛り上がる。

関連記事