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ISPSハンダマッチプレー選手権(3回戦〜決勝) 2017

先週の覇者はやっぱり強い!

先週の覇者が、シード選手をばたばたと倒していく。この日の5回戦ではマッチプレーランク7位の今平周吾を破った。1番、2番こそ、連続ダウンを喫して「今日はないな」と諦めた。

「ショットが左にばかり曲がって、もうダメだ、と」。
消沈の中でも冷静に「オープンに構えてみたらどうか」。思いつきがハマって、急にまっすぐ飛び出した。「パットには自信があった」。
フェアウェイからつけたチャンスを逃さず決めた。
今平がバーディを奪った6番では、2メートルのイーグルパットを沈めて、ゲームを振り出しに戻した。接戦に持ち込み、24歳を下した。

苦笑いで言った。
「マッチプレーは良いスコアで上がっても負ける。おかしいですよね。僕は嫌いです」。
とはいえ、先週のフジサンケイクラシックは3人のプレーオフを制した。
前日の4回戦は、マッチプレーランク2位の強豪、谷原秀人を下した。
「勝とう勝とうと思うとドキドキする。負けてもいい、と気楽にやった」。
9日に控えた6回戦、高山忠洋との準決勝も、戦い方は心得ている。

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