記事

ディライトワークスASPチャレンジ 2019

ゲーム開発・運営をするディライトワークスがゴルフ界に参入するわけとは

女性限定のカフェテリア
ディライトワークス株式会社ASP事業開発室ジェネラルマネージャーの冨永一喜氏は語る。「スポーツエンタテイメントとしてゴルフをしっかりサポートしていきたい。いろんな人に楽しんでもらいたい。野球やサッカーのように、スポーツを見る人を感動させたい。その点、ゴルフは野球やサッカーに比べるとまだまだ」というのが、ゴルフへ様々な形で取り組んでいる理由だ。

「実力のあるプロゴルファーはたくさんいるのに活躍する場がない。試合に出る機会がなければ、ギャラリーの人が見る機会もなくなる。まずは試合をつくって見る機会や応援する場を増やすこと。ギャラリーがたくさん見に来てほしい」と訴える。

そのために女性ファンの開拓を狙う。「女性ファンを増やしたい。今回はそのためにクラブハウスの一角に女性限定のカフェテリアを設置します。女性の方に足を運びやすくしたい。そのために環境をつくる。暑さで一日中コースへ出ているのは大変。クラブハウスのなかで、ドリンクを飲んで少し休んでいただきたい」という。

また9日(月)にはプロアマ大会を実施、このプロアマ大会に出場するゲストを公募した。女性の方は参加費を安くし、参加しやすいようにした。これも女性ファンを増やすための施策の一つだ。残念ながら台風接近のため、競技は9ホールに短縮されたが、十分に参加したゲストの方は楽しんでいただいたようだ。それでも「まだ来年に向けて課題はあります。少し検証して、取り組んでいきたい」とまだ改善の余地はあるという。

今大会にはサポートしている「Team DELiGHTWORKS」からは諸藤将次、大岩龍一、光吉佑樹、山名英統の4選手が出場する。チームに求めるのは「みんなを愉しませる選手になってほしい。見ている人に記憶に残る時間、ゲームを作ってほしい。人が幸せになれる」ことだ。まずはこの大会を大いに盛り上げてほしい、というのが願いだ。

ASPとは…「Athlete Support Program」の略で、⽇本から世界を⽬指すアスリートを⽀援するプログラムだ。プロスポーツをエンタテインメントと考え、アスリートが多くのファンに愛され、応援されるように取り組んでいる。本大会もその一環として開催される。
  • ディライトワークスの冨永一善氏

関連記事