いわき市内の小学生を対象とした「第2回いわき市スナックゴルフ大会五浦庭園CCカップ」が開催され18人の小学生たち集まり日頃の成果を競った。
福島県浜通り地区の南部にある五浦庭園カントリークラブは、あの中嶋常幸の父親である巌氏が作ったゴルフ場で、現在は次男の中島篤志氏が運営に携わり、ゴルフを通じたアンチエイジング活動や2017、2018年には、親子ふれあいゴルフを開催するなどジュニア普及活動に情熱を注いでいる。
ジュニア活動においては、自身が幼少期に、学校から帰ってくると当たり前のようにゴルフをし、それが遊びの一部となっていた思い出から、その懐かしい原風景をいま再現しようと、自身が経営するゴルフ場を拠点に「放課後ゴルフ」を提唱し、無料でスナッグゴルフの練習ができるようにと、専用の練習エリアを整備して、子どもたちを迎える準備を整えたのだ。
そんな意気込みと日本ゴルフツアー機構のキッズゴルフ普及活動がリンクして、東日本大震災における復興支援活動の一環として、2017年10月にいわき市立勿来(なこそ)第一小学校、第二小学校、そして第三小学校の計3校にスナッグゴルフ・スクールセットを寄贈がおこなわれた。
第1回大会に続き、隣県で活発な活動を展開し、全国大会では優勝争いの常連である笠間市や教育委員会が主体となり練習会を定期的に開催している常陸大宮市から、交流参加として16人の精鋭が集結し、ゴルフ技術のみならず、エチケットやマナー、きびきびしたプレーぶり、そして同伴競技者への尊敬と思いやりを持った気配りが、初心者であるいわき市の子どもたちに、とても大きな影響と刺激を与える交流大会となった。
福島県でのスナッグゴルフの普及状況は、中通り地区を主軸に24校が導入を行っており、その中通りでは、スナッグゴルフ全国大会福島県予選会を兼ねた「しらかわスナッグゴルフ大会」や、地元のスポーツクラブが主催するスナッグゴルフ親子大会が開催される他、今年度より福島市でもスナッグゴルフ大会が計画されるなど、地域の支援を受けた順調な普及が進行中で、更に、福島県内では、ダンロップ・スリクソン福島オープンを主催する、ダンロップスポーツ、福島中央テレビ、日本ゴルフツアー機構の3社と、NPO法人ゴルフタウンしらかわ等が連携し、福島県でのゴルフ普及振興策が、今回のいわき市での大会や新規に開催される福島市スナッグゴルフ大会など、更にエリアを広げながら今後も継続した活動が展開されていき、畑岡奈紗さんが茨城県笠間市からスナッグゴルフをきっかけに生まれてきたように、福島県からも次の世代を担うスターの誕生に期待がかかる。
★全ての成績は「コチラ」よりご覧いただけます。
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