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『PG 30th フューチャーGOLFツアー in 北海道』が開催。優勝は伊藤有志(8月3日)

今年、パーリーゲイツのブランド設立30周年を記念して開催されている「PG 30th フューチャーGOLFツアー 2019」。第1戦千葉、第2戦静岡、第3弾兵庫、そして最終戦となる第4戦が北海道の北海道ブルックスカントリークラブ(7,212ヤード Par72)で「PG 30th フューチャーGOLFツアー 2019 in 北海道(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)」が8月2日(金)と3日(土)で開催された。

大会は、昨日の初日がプロアマ、2日目の本日はジュニアゴルファーとのラウンドが行われた。プロも36ホールストロークプレーでのトーナメント戦を行っており、真剣勝負のハイレベルなプロの技術や迫力をいかんなく発揮、トッププロと一緒にラウンドしたジュニアゴルファーにとっては、忘れられない思い出になったに違いない。そしてこの経験を糧に成長していって欲しい。

36ホールのプロの部ストロークプレーの勝負は、首位と1打差の3アンダーからスタートした伊藤有志が、最終日ノーボギーのゴルフでこの日のベストスコアとなる67ストロークをマーク。2日間トータル8アンダーで、逆転優勝を飾った。

2日間ノーボギーでの優勝はきっかけがあった。ツアー外競技ではあるが、先月プロとして初優勝を飾った伊藤。その時も緊張との戦いだったそうだが、それを乗り切っての優勝。今回は、落ち着いて良い緊張感の中、プレーが出来たと話す。

昨年、サードQTで失敗し、今シーズンはAbemaTVツアーにおいても出場試合数は限られている伊藤。現在のAbemaTVツアーの賞金ランキングは「TIチャレンジ in 東条の森」終了時点では賞金ランキング24位。残り出場試合数は現時点では1試合のみということだが、その1試合の活躍次第では、まだまだ賞金ランキング上位選手に与えられる来年のレギュラーツアー前半戦出場権獲得も諦めるところではない。

トッププロが集う「フューチャーGOLFツアー in 北海道」で優勝したことは伊藤自身にとっても大きな自信になったはず。秋口からのAbemaTVツアーでの伊藤の活躍にも期待したい。

本大会でも、これまでの成田会場、静岡会場や兵庫会場同様、プレー中の写真や動画の撮影が可能となっていた。通常のツアーではプレー中の撮影は出来ないだけに、動画や写真などギャラリーの方各々が撮影したい選手、シチュエーションで撮影をしていた。さらにローピングがなく選手との距離が近い、これもフューチャーGOLFツアーならではのツアーではなかなか出来ないことだ。

そんなレギュラーツアーとは異なる「PG 30th フューチャーGOLFツアー 2019 in 北海道」は、地元ギャラリーのみなさんを大いに楽しませる2日間となった。2日間トータル388名のギャラリーの方が来場し、男子プロの技に魅了された

4試合の「PG 30th フューチャーGOLFツアー 2019」が全て終了したわけだが、フューチャーGOLFツアーの発案者でもある石川遼に試みの手応えと今後へ向けての課題を語ってくれた。
「選手それぞれが真剣勝負なので、その雰囲気もジュニアに伝わったと思いますし、もっとゴルフの力で地域を盛り上げられたらと思います。課題としては、選手目線で見たらプロアマと試合とが混在しているので、どっちを優先したらというのはあるかもしれません。ですが、今後もこういった形でジュニアの子達と回ったり、プロアマの中で競技というのは続けていきたいなと思っています。」

22日に北海道千歳市のザ・ノースカントリーゴルフクラブで開催される「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」でレギュラーツアーも再開する。今日石川と一緒にラウンドしたジュニアも以前ツアーを観戦した事があったそうだが、今後もジュニア世代に刺激を与えられるような存在でいられたらいいと熱い思いを語ってくれた。

4試合を主催するTSIグルーヴアンドスポーツでは、ジュニアゴルフ層のみならずキッズゴルフ層へも拡大していく計画があり、JackBunnyブランドでのスナッグゴルフ用具の販売も行っており、ゴルフ人口の更なる拡大にも精力的な展開を行なっている。
大会期間中のイベントコーナーでは、来場キッズがスナッグゴルフを体験できるコーナーも設けられていて、子どもたちも初めて体験するゴルフを楽しんでいた。

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