記事
15日は年末恒例! 男子と女子とシニアの対抗戦「Hitachi 3Tours Championship(日立3ツアーズ選手権)」
我らが男子には今年、雪辱がかかっている。昨年、大会史上初の3連覇に挑んだJGTOチームは、まさかの最下位に終わった。
今年は2年ぶり、8度目の栄光を獲り返しに行く。
チームを率いるのはもちろん、この男。
リベンジをかけて、2年連続賞金王は、愛の力を借りることにした。激動の1年を戦い終えて、療養に入った柏木キャディの思いを受け継ぎ、けなげにバッグを運ぶのは婚約者。「今回は、菜々恵に担いでもらおうと思います」と今平周吾はここぞのラブタッグ。
ひとつ年下の王者を選手会長が、脇で支える。任期満了2年目最後の大仕事。石川遼が、シーズン最終戦で最多の3勝目を飾ったばかりの余韻をぶつけにやってくる。
そして3番手は鬼に金棒。丸1年の離脱から、華々しく舞い戻った。今季復活の1勝と、2年ぶり3度目のドラコン日本一に返り咲いたチャン・キム。怪物級の飛距離に女子もシニアもひれ伏すこと間違いなしだ。
ジュンゴンこと黄重坤(ハンジュンゴン)は来年2年の兵役を控えてその直前の、まさにこれが最後の戦い。
留守前に、チーム一丸の勝利を餞別にするつもり。
ほかの誰よりおっきな笑顔がトレードマークの堀川未来夢は、今年のムードメーカー間違いなし。同級生だけど、尊敬してやまない周吾の良き話し相手としても頼りになる。
最後の6人目は朴相賢(パクサンヒョン)。クリクリ笑顔のベビーフェイスは、実は今年のチーム最年長!
しっかり者の36歳が、若い5人をがっちりまとめる。
女子のLPGAには、シブコさんがいる。
またシニアのPGAにはレギュラーを駆け持つ最強の51歳、谷口徹もいる。
会場の人気も熱血トークもライバルチームに奪われても、最強チームの称号は、もう絶対に譲れない……!
<男子・JGTOチーム>
今平 周吾 (JGT賞金ランキング1位)
石川遼 (同3位)
チャン・キム (同4位)
黄重坤 (会長推薦選手)
堀川未来夢 (会長推薦選手)
朴相賢 (会長推薦選手)
※( )は最終ランキングまたは出場資格
※出場資格は11月10日時点の賞金ランキング
<女子・LPGAチーム>
鈴木愛 (LPGA賞金ランキング1位)
渋野日向子(同2位)
申ジエ (同3位)
穴井詩(会長推薦選手)
小祝さくら (会長推薦選手)
上田桃子(会長推薦選手)
※( )は最終ランキングまたは出場資格
※出場資格は11月10日時点の賞金ランキング
<シニア・PGAチーム>
T・ウィラチャン(シニア賞金ランキング1位)
P・マークセン(同2位)
倉本昌弘(同3位)
秋葉真一(会長推薦選手)
G・マイヤー(会長推薦選手)
谷口徹(会長推薦選手)
※( )は最終ランキングまたは出場資格
※出場資格は11月9日時点の賞金ランキング