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〜全英への道〜ミズノオープンatザ・ロイヤル ゴルフクラブ 2019

2年ぶりの日本ツアーで"浦島秀人”

2年ぶりに戻った日本ツアーで、浦島太郎になっていた。
2017年から、欧州ツアーを中心に戦う谷原秀人。
今週27日月曜日に三重県桑名市で行われた全米オープンのアジア予選と、今週は全英オープンの予選を兼ねた今大会から帰国2連戦。
「日本は最近、どんな感じになっているのか。若手がどんどん勝っているけど、どれほど上手くなっているのか」。
この目で確かめようと、いったん戻ってきたが「知らない顔も多くなりました」。

また、今大会は、総距離8000ヤード超のここ茨城県の「ザ・ロイヤルゴルフクラブ」に会場を移してからは、初めての出場で「おったまげてます。難しすぎてびっくりした。距離だけではなく、全部が難しい。ヨーロッパでも、こういうセッティングは見たことがない」。
日本を留守にしている間にいろいろと、予想外に変わっていたようだ。

久しぶりの帰国で悩ましいのは「日本は何を食べても美味いこと。まず、コンビニが美味い…! おかげで体重計に乗るのが怖い」。
小学生になる長男の悠人くんが「いつ帰ってくるの」と寂しがっており、その点も父親として心苦しいところだが、まだまだこの生活をやめるつもりはない。

「確かに日本なら、移動も楽だし、飯も美味いし、家に帰れるし最高。でも向こうでは常に挑戦。そういうところでやりたい。厳しくても心が折れるようなことはないですし、レベルが高いところでやるのは楽しい。出られるならずっと出続けたい」と、ついに40歳を超えても旅ガラスはしばらく続けるつもり。
今週の最長コースも、望むところだ。
「まずは楽しみたい、それが一番」。
日本でもどこでも、不惑にしてゴルフ人生を満喫している。

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