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アジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフ 2021

ホールインワン達成の永井源「賞金で肉を買います」

直前までナイススマイルも、カメラを向けられると緊張して真面目になっちゃう。24歳
デビュー戦で、人生初の快挙に将来性を匂わせる。
2日目のスンス・ハン(米)に続いて、24歳の永井源(ながい・げん)が今週2人目のホールインワンを達成。

アゲンストの風に対して5アイアンを使った206ヤードの14番パー3は、「良い感じで打てたな、という感触はありましたがまさか、入っているとは思わず」。

無観客試合で歓声もなく、カップインの瞬間も「見えなかった」と残念がったが、「生まれて初めての経験。嬉しかった」と、喜んだ。

大会の地元・神奈川県の出身だが、ご両親の仕事の関係で、3歳から始めたゴルフはフィリピンで覚えた。
フィリピンアマを制して昨年のプロ入りも当地で果たし、QT3位で出場資格を獲得。
だが、その翌日にコロナによるロックダウンで試合がゼロに。

稼ぎ場を求めて日本に戻り、4月5日に同コースで行われた今大会の東予選でトップ通過を果たして、これが記念のデビュー戦。

50位タイの初賞金に、大会事務局からいただいたホールインワン賞のご褒美30万円も加えて「肉を買います」。
趣味の「グルメ(ステーキ)」(JGTOホームページより)に費やすそうだ。

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