記事
2020年のアベマ男。竹内廉(たけうちれん)が賞金王獲りを祈願
レギュラーツアーと同様に、コロナ禍による2シーズン統合となった「AbemaTVツアー」を、賞金1位で越年。
「このまま追い抜かれないように、とか。賞金王で終わりたいな、とか…。いろいろ考えだすと、焦りというか、正月からなんだか落ち着かない気持ちです」と、心情を吐露。
追われる立場の葛藤が増すほどに、”天下獲り”への野望も加速。
昨年は開催4試合にとどまった同ツアーも2021年は、14試合前後の実施が見込まれており、「今年は”Abema1本”で頑張って、来年のシード権を確実なものとしたい」と、専念を決意。
4月の開幕に備えて「今年はいつもと違うオフにしたい」と、新年から気合が入っている。
一環として、「これまで勘だけに頼ってきたスイングを、データで解析したい」と、計測器「トラックマン」の購入を検討中。
「でも、けっこう高価なので…」と今までは出し渋って、知り合いに借りるなどしていたそうだが「そろそろ、思い切って買っちゃえば、それもモチベーションになりますね」と、あの手この手で自分を鼓舞する。
「体の仕組みや動きを追求し、スイングにも役立てたい」と、トレーナーから新メニューも入手。
「今までのままではダメ。よりシビアに、自分のゴルフと向き合うつもり」と元カラテカは、早々に練習やラウンドと、元日からストイックだ。
19歳で結婚したヤンパパも、今年28歳。
8歳になる長男の歩(あある)君には物心つく頃からクラブを握らせ、今ではスイングフォームも、しぐさもパパそっくりという。
「子どもは覚えるのが本当に早い」と今春には、自身も幼少期から習った極真空手にも通わせる予定で、「健康な体と、礼儀を身につけさせたい」と、目下”賞金1位”は教育にも熱心だ。
冒頭の記念写真は昨年末に、5歳の次男・路(るーと)君の七五三で、地元・三重県伊勢市にある「猿田彦神社」を家族で参拝した時のもの。
「今はコロナで大変ですが、元気で過ごせますように」と、健やかな成長を祈願。
わんぱく盛りの息子たちに、パパも負けじと飛躍を誓願。
昨10月のAbemaTVツアー「石川遼 everyone PROJECT Challenge」で初優勝を飾った際には、大会プロデュースの石川から直々の祝辞を受けた。
「目標としている人からのおめでとうが、めっちゃ嬉しかったです」。
今年末には恩人に、”賞金王”の報告ができるとなお良い。