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日本オープンゴルフ選手権競技 2019

3打差の暫定2位。今平周吾が1.5Rで目指す日本タイトル&2週連続V

3日目、19日の土曜の朝は、第2ラウンドの残り13ホールと合わせて計23ホールをこなした首位の塩見に対してこの日はゆっくり午後から来て、14時50分からコースに出た今平。
2時間半ほどで、またすぐクラブハウスに戻ってきた。

「今日、回れたのは半分だけ。前半ピンチもそれほどなかったので、ストレスなく回れた」と、余裕を見せた。
「ショットは曲がっているんですけど、リカバリーとか上手くできました」。

8番で、1メートルに寄せたパーパットを逃してボギーとしたが、9番でバウンスバック。手前の長い7メートルをねじ込んだ。
10番パー4は、バンカーからのアプローチを寄せたところで日没中断の合図を聞いたが、1メートルのパーパットをしっかり拾って通算1アンダーの暫定2位で、いったん引き上げてきた。

先週のブリヂストンオープンで今季初優勝を飾り、賞金1位で迎えた今年のゴルファー日本一決定戦。
最終日の3差を追うのは、埼玉栄高校の2年先輩。
「あの時から優しい先輩でした」。
塩見とは、16年のセガサミーカップ最終日以来の同組対決。
「久しぶりに一緒だったので、会話をしたり楽しく回れた」。
この日、残した第3ラウンドの結果がどうあれ、続く最終ラウンドも、組み換えなしで行われるため、最終日は塩見と1日一緒に、初の日本タイトルを追いかけていく。

勝てば、2週連続優勝の偉業もかかる。
「明日は1.5ラウンドあるんですけど、とりあえずいま、良い位置にいるので。明日のハーフを優勝ができる位置で終えて残りのラウンドで、全力を尽くしてやりたい」。
いつものように、静かに闘志を燃やした。

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